【相談事例】不動産の売却後
昨年、不動産を売却された相談者様。
不動産の売却で利益が出たため、今年、確定申告をされました。
確定申告をすることで所得税が確定します。
所得税の支払いについては、
口座振り込みの手続きをされていましたので、
4月に引き落としとなります。
住民税は、お住まいの市町村から後日連絡があり、
納税通知書が送られてきますので、後日支払いをします。
相談者様は、退職後に年金生活をしていますので、
所得税、住民税以外にも
「不動産の売却」で所得が増えたため、
国民健康保険や介護保険にも影響します。
不動産が思っていた以上に高く売却できたため、
国民健康保険や介護保険は、この年だけ限度額での支払いとなりました。
また、医療費の支払いについても所得が増えたため、
今までは1割負担でしたが、1年間は3割負担となります。
不動産の売却で「所得が増える」ため、
国民健康保険(または後期高齢者医療保険)や介護保険にも影響します。
思っていた以上に高く売却できましたが、税金以外にも支払いが増えるため、
健康保険や介護保険の支払いのために残すのを忘れないようにしましょう。
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