【相談事例】認知症になる前に不動産売却したい
お父様名義の土地売却について
相談がありました。
最近、お父様の判断能力が衰え始めたので
土地売却に備えて
民事信託を検討したいとのことです。
その土地は既に買い手が見つかっており、
固定資産税数年分+α程度の価格で売却することで
双方合意しているとのことでした。
この場合、
民事信託の費用対効果は、さほど高くないため
今回は民事信託を見送ることになりました。
ただし、家族構成や所有不動産をお伺いしたところ、
公正証書遺言を作成し、
賃貸物件については民事信託を検討した方が良いことが分かりました。
必要な対策を見極めるには
ご自分で判断するのは難しいことがあります。
遺言書作成、民事信託、後見人など
どれがご自分にとって必要な対策か知りたい方は
生活の窓口へご相談ください。
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