【相談事例】山林の相続準備
「父名義の山林を相続したくないがどうすれば良いか?」という相談がありました。
山林を所有していることは知っていたが、
ずっと父母の看病や介護、実家整理で忙しく、
そのままになっていたそうです。
山林の相続や処分をする時は、
一般的な宅地の取り引きと同様に、
正確な所有者や場所、境界などの確認が必要です。
もし、場所が全く分からない場合、
登記記録や固定資産税明細書で地番を調べます。
その地番をもとに、
法務局で公図を利用して場所を調べることができます。
また、山林所在地の県が、
森林情報などのオープンデータを提供している場合は、
インターネット上で確認することもできます。
その後、現地調査等で正確な場所を特定します。
これだけでも大変なように思われるかもしれません。
ですが、「ある」ことは分かっているのであれば、
早めに行動を始めることで、
日常生活の隙間で少しずつ進めることができます。
生活の窓口では、
終活、相続対策、不動産の相談など
様々なご相談を受け付けております。
お気軽にお問い合わせください。
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