【相談事例】相続の権利がある方が亡くなった
相続で相談されていた方。
きょうだいの中で関心がない方がおり、
なかなか相続手続きが進みませんでした。
当初、父が亡くなり、
母ときょうだい3人の計4人が相続人で
相続の手続きをする予定でした。
長男さんは相続人で、
配偶者はいましたが、お子さんはいませんでした。
長男さんは相続手続きに関心がなく、そのままになっていました。
しかし、その長男さんが最近亡くなり、
長男さんの相続の権利は、長男さんの配偶者に移りました。
あまり話すこともなく価値観の違いもあり、
兄とけんかをしてでも、早く手続きをしておけばよかったと
言われています。
相続人の方が亡くなった場合、相続の権利が移ることになります。
今回の場合、兄の配偶者と話しができれば解決できるので、
少しでも早く相続の話し合い、手続きを進めるよう案内しました。
今回の場合、兄も遺言書を作成していなかったので、
兄の財産は兄の配偶者と母が相続人です。
(兄に子がいないため)
相続手続きは大変だと思いますので、
司法書士などの専門家に入ってもらうことをお勧めしました。
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