【相談事例】物価上昇対策としての資産運用
資産運用を始めようと思ったきっかけを
相談者様にお尋ねしています。
ここ数年、「周りが始めて、運用成績が良いと聞いたから」が多いですが、
「物価が上がっているので、貯蓄が減らないように」という理由です。
もちろん、
資産運用なので目の前の値上げラッシュに即対応という訳にはいきませんが、
様々なものやサービスの価格上昇を目の当たりにして、
「何か、一歩踏み出さないといけない!」と思われるようです。
ものやサービスの価格が上がることは、
お金の価値が下がることと同じ状態になります。
例えば、
今100万円で買えるものが年2%ずつ値上がりした場合、
10年後には約121万円になります。
そして、今100万円の現金をそのまま置いておいた場合、
値上がり分が足りなくなるので約82万円の価値になります。
だからと言って資産運用に余力以上にお金をまわしたり、
勉強する前にハイリスク運用などはしないようお伝えしています。
できれば10年以上は資産運用を継続できるか確認をし、
心理的にも経済的も無理のない範囲で始めることをお話ししています。
資産運用の結果は保証されていませんが、
何もしないこともリスクになる時代でもあります。
生活の窓口では、資産運用の相談も受け付けていますので、
お気軽にお問い合わせください。
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