相談員FPブログ
高額療養費が思ったより少ない?
1ヶ月で約8万円を超えた場合に
お金が返ってくる制度があります。
健康保険の高額療養制度で1ヶ月(1日~末日)で
100万円の療養を受けた場合、
健康保険の負担割合は、3割なので
窓口での支払いは、300,000円。
しかし、
年収370万円~770万円の方の場合(69歳以下)
80,100円+(医療費-267,000円)× 1%
なので
この式に当てはめると、
80,100 + (1,000,000-267,000)× 1%
=87,430円の支払で済みます。
ということは、300,000円の窓口支払をした場合
300,000-87,430 =
212,570円の還付があります。
しかし、これが使えるのは同一月内のみ。
もしも、月をまたぐと支払上限額が変わります。
上限額をしっかり確認するのも大事ですが、
まずは、病気やケガを治すほうが大事です。
日程を調整することで、ご自身の身体の具合が
手遅れにならないように気をつけてください。
今回の相談者様は入院、手術をされたそうですが、
思ったよりも金額が少なかったそうです。
そう、2ヶ月にまたがっていたからです。
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