相談員FPブログ
消費増税と住宅購入 その関係は
上がる予定であることはご存知の通りです。
今回は、消費増税と住宅購入について考えてみたいと思います。
有利なのは、増税前か増税後かどちらなのでしょうか。
先ずは、タイミングを考えてみましょう。
住宅を、いつ契約して入居するか、で
「消費税の適用税率」は変わります。
①8%の適用
・9月までに契約、入居
・仕様が指定できるマンションや注文住宅を
3月末までに契約済で10月以降に入居
②10%の適用
・4月以降の契約で10月以降に入居
一方で、国は、住宅購入支援策も用意してます。
例えば、年末の住宅ローン残高の1%が控除される
「住宅ローン控除」です。
①8%の場合
控除期間は、入居から10年
②10%の場合(今年10月から来年12月末までの入居)
控除期間は、入居から13年
また、
住宅ローン控除で所得税、住民税の軽減効果が
充分でない所得層に給付される「すまい給付金」があります。
①8%の場合
給付金最高30万円
②10%の場合
給付金最高50万円 *年収基準も約755万円以下に広がる
この他にも、
「住宅取得資金の贈与の非課税枠」の拡充も図られます。
もちろん、金利上昇リスクもありますので、
支援策だけを考慮して増税後に購入を計画するのではなく、
今後のライフプラン等を含めて、総合的に判断する必要があります。
生活の窓口(福岡市中央区天神)では、
ライフプランと相談者様の意向を踏まえた
住宅購入のアドバイス、住宅ローンの借り換え相談もできます。
お気軽にお越しください。
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