相談員FPブログ
【相談事例】家族を後見人にしたい
このようなご相談の際に、
よく耳にする意見で
「見ず知らずの他人より家族に任せたい」
というものがあります。
また、ありがちな勘違いに
「任意後見人を依頼したい相手にこのことを伝えてない」
というものがあります。
例えば、
子どもに自分の任意後見人になって欲しいと考えている。
でも、子ども本人には伝えていない。
なので、何かあった時のためにあらかじめ指名しておきたい。
というお気持ちのようです。
気持ちは充分理解できますが、
任意後見は契約行為ですので、
当然、子ども本人の意思確認が必要です。
子ども本人が、後見人になることの大変さや負担を
理解した上で契約を結ぶ必要があります。
「先ずは家族(関係者)との話し合い」
「本当に必要な場合は専門家への依頼も視野に」
判断能力が衰えた時のための準備です。
よくよく考え、メリットデメリットを理解して活用しましょう。
生活の窓口では、
後見制度や家族信託等のご相談も受け付けております。
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