相談員FPブログ

不動産・住まい・リフォーム

【相談事例】アパート経営を引き継ぎたくない

アパート経営について相談がありました。

お母さまは、アパート収入で
生計を立てているとのことです。
アパートは老朽化しており、
空き部屋も目立ってきています。

住んでいる方はお母さまより年上の方々ですが
おそらく退去する時は
亡くなる時であろうと考えます。

お母さまが亡くなった後、アパート経営を引き継いでくれるよう
相談者のご主人は軽く頼まれていましたが、
負担になることが目に見えているため
やんわり断っているようですが
誰も真剣に考えようとはしていません。

このような状況の方は
案外多くいらっしゃるような気がします。

入居者の高齢化により
賃借人の孤独死も心配です。

また、お母さまが認知症を発症してしまった以降の
賃貸借契約ができなくなることも心配です。
新しい入居者を迎え入れることができず
賃借人が退去するばかり
たとえ全室空室になっても売却することさえできません。
ますます老朽化が進むでしょう。

お母さまがどうしたいのか、
また推定相続人を交えて
早期に話し合いの機会が必要です。
問題を先送りすることがないように
早めに相談にお越しください。

天神店(平日10時~17時)
福岡市中央区天神1-4-1 西日本新聞会館10階

TEL092-752-8150 

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