相談員FPブログ

相続

【相談事例】認知症の妻がいる場合の対策

認知症のお母さまがいる方から相談がありました。
お父さまは健在だそうですが
・お母さまがいつ施設入居するか
・自宅をいつ売却するか
・認知症のお母さまより、
 今はお元気なお父さまが先に亡くなった場合の
 財産の引き継ぎ方、分け方
について不安があるとのことでした。

対策が必要なことは色々とありますが
まず一つは、「お父さまの遺言書作成」です。

お父さまが亡くなった後
お父さま名義の預金口座からお金を引き出す場合、
遺言書がないと「遺産分割協議書」の提出を銀行窓口で求められます。

つまり、分け方を決めて遺産分割協議書を作成しておかないと
口座からお金が引き出せない可能性が高いです。

ただし「遺言書」があれば、
その他印鑑証明書等の書類が揃っていれば
お金を引き出すことは可能になります。
(手続きの詳細は、各金融機関によって異なります)

手続きをスムーズに進めるためにも
推定相続人に認知症を患っている人がいる場合は
遺言書を作成しておきましょう。

遺言書の作成、相続手続きについてのご相談も
生活の窓口でお待ちしております。

福岡市中央区天神1-4-2 エルガーラホール1F
092-752-8150  (月~金 10時~17時)
https://seikatsunomado.com/fukuoka01/pages/contact_nishinihon

この記事についてのご質問やご意見等、お気軽にお問い合わせください。無料相談のご予約も随時受付中です。