相談員FPブログ
【相談事例】大家さんの認知症対策
「認知症などで判断能力が衰えた時に
自分も家族も困らないようにしたい」
との相談がありました。
こういった場合の有効な手段の一つに
民事信託があります。
民事信託は、
資産の所有者が
信頼できる人に資産の管理処分を任せ、
資産の管理や承継を行う仕組みです。
同時に、
家賃等その資産から発生する利益を
受け取る人も決めておけます。
また、
複数の物件を所有している場合は、
物件ごとに管理をする人・収益を得る人を
指定することができます。
今回の相談者は、
元気なうちにお子さまに管理を伝授し、
判断能力が衰えた際にはお子さまが
賃貸借契約や大規模修繕等の管理をできるように
しておくことになりました。
先々を見据えて早めに準備をすることで、
ご自身の希望に沿う形で
管理や承継をすることが可能です。
生活の窓口では、
民事信託の相談も受け付けています。
早め早めの対策が大切ですのでお気軽にご連絡ください。
天神店(平日10時~17時)
福岡市中央区天神1-4-1 西日本新聞会館10階
TEL092-752-8150
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