相談員FPブログ
【相談事例】認知症とお金
でも、
その前に認知症になった時も心配。。。
という相談がありました。
遺言書は、
亡くなった時に初めて効力を発揮するものなので、
認知症になった場合には法的な効果がありません。
この方の場合の「認知症になった時の不安」は、
認知症になって施設入居の必要がでてきた時に
不動産を売却して資金を作らないといけない・・・
と、考えているからです。
認知症とお金の不安を解消する方法は、
成年後見制度などもあります。
ただし、成年後見制度は、
手続きに時間がかかる、制約が多い、
などのデメリットもあり、避けたいとのことでした。
民事信託を利用すれば、
誰がどのようにするかを事前に準備することができます。
今回の場合であれば、
事前に家族で誰が手続きするか決めて公正証書を作成しておけば、
相談者様が認知症になった後でも不動産を売却することができます。
賃貸にだして家賃収入を得る場合も同様です。
家族信託を検討する場合は、
家族でよく話し合い、早めに準備をしておきましょう。
生活の窓口では、
家族信託の相談も受け付けております。
お気軽にお問い合わせください。
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