相談員FPブログ

不動産・住まい・リフォーム

空き家の所有費用を計算するときに考えること

空き家問題は大きくなるばかりで、
相談者も増えています。
解決をしようと、ご相談にお越しになられるものの、
なかなか進まないこともまた現実です。

どのような心理がはたらいているのでしょうか、
推察してみます。

■メリット(解決することで得られる対価)
・固定資産税の支払いがなくなる
・売却益が見込める
・精神的な解放感が得られる

■デメリット(解決することで支払う対価)
・時間も費用もかかり面倒
・相続人間の合意形成が困難

おそらくはこのメリットとデメリットを比べて、
優位なほうに気持ちが傾き、
実行の有無が決まるのではないでしょうか。

では実際、空き家にかかる費用はどのくらいなのでしょうか。
1.固定資産税
2.火災保険料
3.管理費修繕費
4.光熱費
5.庭木の維持費
上記項目は一般的な内容で、
物件により額の違いはあるものの
費用として考えなければなりません。

所有期間中は費用になり続けるので、
在職中は負担に感じなくても、
年金生活に入り負担に感じるようになり
慌てて解決を図ろうとする人も少なくありません。


将来の負担と手間を考え、
できるだけ早めの判断をすることを
お勧めします。

所有を続け維持をする、早く手放す、
どちらの選択をする場合にも
関係者の合意形成や、手続き、
経済的な負担を考える必要があります。

空き家の状態であっても、来年の法改正後は、
名義変更をしなければならないなど、
相続時におこなわなければならない手続きもあります。

ぜひ一度、空き家を所有中でお悩みの方は
ご相談にお越しください。

天神店(平日10時~17時)
福岡市中央区天神1-4-1 西日本新聞会館10階

TEL092-752-8150 
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