相談員FPブログ
位牌とお墓が宙に浮いてますけど?
きょうだいのあいだで、父親が遺してくれた遺産分割で揉めている。
よくある相談です。「生活の窓口」に相談に見えた女性の話です。
男のきょうだいたちは、父親が元気な時に財産をすでにもらい受けていて、「残った不動産は評価額が低いところをあてがわれそうなので嫌だ。」という。ご自分も、同じ評価額になるように相続したい。
そこで揉めてしまい、長男が話し合いのテーブルについてくれなくなった。
きょうだいたちの相続の話し合いに、それぞれの配偶者も参加しての話し合いだった。配偶者の同席も珍しいことではありません。
その女性は、男女関係なく、同じ評価額の資産が欲しい。
男性は、自分が長男だから親の財産は多めにもらい受けるのが筋だ、と言う。
親が元気なとき、きょうだいは仲が良かった。が親が亡くなってしまうと悪くなる。よく聞く話です。
さて、位牌とお墓は相続財産には含めれないので、男とか女とか関係なく誰がもらってもいいのですよ、とのこちらからの言葉かけには、
お互いに不都合なのか、きょうだいたちは口をつぐんでいました。
権利意識が高まっているのですが、何かが足りないと感じることがあります。
「何だろう」と考えたとき、「親への感謝」という言葉が頭に浮かびました。そして、老親の代わりに財産を守り、看取り、埋葬・葬儀など
それに係る費用は長男が負担していて他のきょうだいには請求していないことに、だれも気づかない。
「生活の窓口」で〝気持ちの交通整理〟をしてはどうでしょう。実務的な整理は司法書士など提携業者がお手伝いします。
相談することで、いろいろな気づきが生まれてくるはずです。解決に向けて一緒になって考えましょう。
「生活の窓口」でお待ちしています。
琉球新報 生活の窓口 10時〜17時(月~金) 沖縄県那覇市泉崎1-10-3<br /> TEL:098-943-3361 https://seikatsunomado.com/okinawa01/contacts"
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