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元利金均等返済と元金均等返済

ローンの返済方式の話です。
多くの方は、住宅ローンを組む際に耳にしたことがあるでしょう。

しかし、大半は『元利金均等返済』であり、
金融機関によっては『元金均等返済』を扱っていない金融機関もあるので、
返済方法に種類があることも知らないという人もいるかもしれません。


元利金均等返済

ローン返済期間中、返済金額はずっと一定額なので、
返済計画が立てやすい点がメリットです。

しかし、返済額の内訳(元金と利息の割合)は毎月違います。
ざっくりいうと、返済当初は返済額の中で利息の割合が大きく、
返済期間の終盤は返済額の中で元金の割合が大きくなります。

なので、返済当初は毎月毎月指定額を返済しているのに、
元金がなかなか減らないという点がデメリットと言えるでしょう。


元金均等返済

返済開始から返済終了まで毎月返済する元金の額が一定です。
毎月の返済元金に、残債に応じた利息がプラスされた額が
毎月の返済額となります。
つまり、返済額は毎月変わります。

総借入額の中から毎月確実に一定額の元金を返済しますので、
元金が確実に減っていく点がメリットです。

一方、返済当初はプラスされる利息も多く、
返済額の負担が大きくなる点がデメリットと言えます。

次に返済期間トータルで支払う利息については、
元金均等返済の方が負担が少なくなります。

例えば、3000万円と金利1.2%で借入れ、返済期間35年とすると、

元利金均等返済の場合、
支払利息合計額は、約6,754,000円

元金均等返済の場合、
支払利息合計額は、約6,314,000円

となります。

ローンの返済計画に関するご相談も承っております。

東京都千代田区一ツ橋1-1-1 毎日新聞社東京本社1階
03-3212-0861  (月~金 10時~17時)

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