相談員FPブログ
【トピックス】8月から年金制度が変わりました
様々なニュースでも取り上げられていましたが、老齢基礎年金(国民年金)の受給資格期間(保険料を納めた期間や免除を受けた期間)が25年から10年に変わりました。
従来、年金の加入期間が短く老齢基礎年金や老齢厚生年金を受給できなかった方が、10年加入することで受給できるようになったことは、良い改正だと思います。
ただし、受給額に関しては充分な額ではありません。老齢基礎年金は満額(40年)加入した場合、月額65,000円に比べ、10年の加入では約16,000円、厚生年金を足しても、さほど大きく増えません。
では、受給資格期間を増やすためには、どうしたら良いでしょうか。
60歳になるまでは、国民年金に加入する(保険料支払いや第3号被保険者になる)。
厚生年金に加入し働くことができる場合は、加入して働く。
もしも、過去に支払いしていない年金の期間があれば、60歳を過ぎても支払うことができます(65歳まで)。
まずは、公的年金の加入状況を「ねんきん定期便」で確認しておきましょう。
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