相談員FPブログ
【相談事例】積み立てで運用を始めた
先月から積立を始められた相談者様、
老後のために毎月3万円を積み立てをされています。
先月、積立したときの投資信託の基準価額は
2万8000円で、10714口購入出来ました。
今月、積立される前に基準価額が3万円まで上昇し
7%利益が出ていたとのことです。
その後、基準価額3万円の時に今月の積立となり、
10000口購入できたところ、
トータルの利益が3%に減ったとのことでした。
積立は、毎月平均的に購入するため、
ある短い期間だけを切り取って見ると
そういった形で利益が減ってしまうことはあります。
特につみたての期間の初めのころは、
大きく利益が減っているように見えます。
しかし、長い期間積み立てることで、
平均的に購入するため、利益が出しやすくなるのも積立の良いところなのです。
積立の場合、
基準価額が上がると多くの量を購入することはできませんが、
基準価額が下がった場合にも同じ金額だけ購入するため、
平均的に購入するメリットもあり、
将来値上がりしたときに利益が出しやすくもなるのです。
短い期間を見るのではなく、
目標をもって長い期間の運用を心掛けましょう。
※基準価額については、計算しやすいよう1000円単位にしています。
また、積み立てNISAのため購入時手数料はかかっていません。
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