相談員FPブログ
安心して相続してもらうための備え
どのような備えをしておけばよいのでしょうか。
先ずは、財産の棚卸作業です。
この先「必要な財産」と「必要ではない財産」に選別します。
「必要ではない財産」については、
売却・解約・処分または贈与するなど
相続財産として分割し易いように形を変えておくのです。
次に、財産の行き先をご自身で決めます。
・相続させたい人がいる
・相続させたくない人がいる
・相続人同士の仲が悪い
・行方不明の相続人がいる
このような場合は、特に対策を考えなければなりません。
財産の行き先が決まれば、
その希望を伝えておくだけでは万全とはいえません。
遺言書を作成しておきましょう。
・自筆証書遺言を作成するのか
・公正証書遺言を作成するのか
自筆証書遺言の場合は、
法務局で保管できるようになりました
（２０２０年7月１０日以降）。
内容のチェックはされないため、
有効性については担保されません。
公正証書遺言の場合は、
公証人が作成するため安心です。
遺産額や内容に応じた費用がかかります。
身体が不自由な方も、筆談等の方法で作成できます。
また、公証人が代理署名することや出張による作成も
できますためご相談ください。
遺言・相続についてのお悩みもお待ちしております。
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