相談員FPブログ
身元保証のトラブルに備えて
回避できるよう備えておきましょう。
①身元保証団体に財産を寄付する前提で、身元保証契約をするのはやめておきましょう
判断能力が低下した高齢者に寄付を催促したかもしれないと、相続人は疑心暗鬼になるものです。
相続トラブルに発展する可能性があるため、寄付前提の事業者での契約は躊躇いましょう。
②個人の専門家が単独で身元保証を引き受けるのであれば、やめておきましょう
弁護士や司法書士など、各士業が身元保証人になる場合であっても、単独ではなく、チェック機能が働く組織の枠組みで身元保証を引き受ける事業者にしましょう。
③次世代の管理者がいないお墓を残したままにするのはやめましょう
無縁墓になることが分かっているのであれば、墓じまいをする方法があります。
④任意後見契約をしているため、身元保証人は必要ないと考えるのは間違いです
後見人と身元保証人とは、利益相反となるため、同一人物では困ります。
⑤高齢の兄弟姉妹間で身元保証をお互い頼み頼まれの関係はやめておきましょう
先に亡くなっていたり、認知症になっていたり、また体力低下でサポートできないこともあり得ます。出来るだけ健康で若い方に身元保証人を引き受けてもらわなければ、いざというときに機能しません。
身元保証契約を通じて連帯保証人の対応もするため財産等の開示・審査が必要になるケースが多いです。
財産の開示について、躊躇なさる方もいらっしゃいますが、保証をお願いするのですからやむを得ませんね。
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