相談員FPブログ

相続 東京・竹橋

相続登記の義務化について その①


これまで、
相続登記の申請は義務ではありませんでした。
わざわざ所有権移転の登記をしなくても
特に不利益が無ければ
そのまま放置しているケースは多くみられます。

遺産分割をしないまま
相続が繰り返されると、
どうなるでしょう。

相続人はネズミ算式に増えます。

曾祖父の代から
相続登記をせずに
放置されている土地がある…
と、70代の方から相談を受けました。

曾祖父の相続時にさかのぼり、
現在に至るまで
法定相続人の範囲を確定するために
曾祖父はもちろんのこと、
亡くなっている相続人についても
出生から死亡に至るまでの
戸除籍謄本等を収集する必要があります。

想像を絶する、
気が遠くなるような
労力・時間・費用がかかるでしょう。

全国に同様のケースは多く、
相続登記がされないこと等により、
所有者不明土地の発生が深刻化しています。

そこで、
不動産登記制度が見直されます。
見直しの詳細は明日に。


東京都千代田区一ツ橋1-1-1 毎日新聞社東京本社1階
03-3212-0861  (月~金 10時~17時)

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