相談員FPブログ

その他 東京・竹橋

円買い介入は・・・

円安進行による輸入コスト高
物価が上昇して家計がひっ迫しています。

日本銀行による円買い介入があるのだろうか?
と、気になってしまいます。

円買い介入とは?

外国為替市場という、
円やドルなどの異なる通貨を交換する場において
財務省の指示のもと
日本銀行が「ドルを売って、円を買う」ことです。
目的は、為替相場の安定化。

円安が急激に進行した場合、
外為特会(財務省所管の外国為替資金特別会計)の保有するドル資金を
外国為替市場で売却して円を買い入れるのです。

懸念することは?

円買い介入を実施したところで、円安がもう止まらない・・・
となってしまう可能性が否めないこと。
そうなってしまった場合には、
政策金利引き上げ方向にかじをきる!なんてことも
「ない」とは言いきれません。

現状、日本はコロナ禍
景気の回復段階にはないため
投資や消費にブレーキがかかってしまうと
経済活動が抑制されてしまいます。

景気が冷え込むかも・・・
景気悪化を想定して円安がさらに進行すると・・・
円買い介入の効果が消えてしまいます。

東京都千代田区一ツ橋1-1-1 毎日新聞社東京本社1階
03-3212-0861  (月~金 10時~17時)

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