相談員FPブログ
【相談事例】住宅購入時のFP無料相談
FP相談・ライフプラン診断を
無料でおこなってくれるケースが多くあります。
先日、某場所で無料診断を受け、
ライフプランを作成してもらったという
住宅購入を検討中のご夫婦から
セカンドオピニオンの依頼を受けました。
夫婦合わせて約1000万円の年収ですが、
これから第1子出産予定で、第2子も希望しています。
（ここから数年、収入は不安定が見込まれます）
無料診断で購入可能とされた物件価格は
9000万円！？
さすがに、夫婦も困惑したそうです。
説明を受けたというライフプランを拝見したところ、
住宅ローンが変動金利の現在の業界最低金利で
シミュレーションされていたことにも驚いたのですが、
現在（購入前）の年間収支が600万円のプラス（！？）
との家計収支でこの先50年間のライフプランが組まれていました。
夫婦に聞きました。
『このシミュレーションによると、
現在の年間貯金余力が約600万円との想定ですが、
実際、600万円の貯金はできていますか？』
ご夫婦は驚いていました。
昨年の貯金実績は、300万円弱だそうです。
特に大きなイレギュラー支出もなかったそうです。
つまり、
把握している（追い切れている）月々の支出の他に
年間で出て行ってしまっているお金があるのです。
（どの家庭にも）
毎月定期的に発生するわけではないので、
見逃されてしまいがちですが、
数十万円～数百万円／年間 にもなる
大きな支出です。
その点収入は、会社員の場合、
源泉徴収票や給与明細があるので正確な金額です。
収入と月々の支出だけでシミュレーションされたライフプランには、
大きな落とし穴があります。
出来上がったライフプランの
収入から支出を引いた額＝年間収支＝貯金できているはずの額
の欄の数字と貯金の実態とを必ず照らし合わせましょう。
当夫婦、
9000万円の物件価格に疑問を持たれて、
ご相談にいらっしゃり、本当によかったです。
結果を真に受けて、あのまま購入に踏み切っていたら、
大変な将来になるところでした。
様々なお金のシミュレーションの
セカンドオピニオンも承っています。
東京都千代田区一ツ橋1-1-1 毎日新聞社東京本社１階
03-3212-0861 （月～金 10時～17時）
https://seikatsunomado.com/tokyo01/pages/contact_mainichi
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