相談員FPブログ
選択性DC
2018年末には、約32,000社で導入されています。
お勤め先の会社では、DC制度はありますか。
同時に、加入するか否かを社員本人に選ばせる
企業も少なくないようです。
今回は、この「選択性」について、考えてみましょう。
そもそも、確定拠出年金が導入される際に、
労使間で、社員みんなが加入者になる、趣旨の
取り決めをおこなうことが一般的でした。
しかし、最近では、従業員個々の意思を尊重する立場から
選択性に踏み切る傾向にあります。
選択性を採用する企業の多くは、
「給与減額方式」で運用しています。
例えば、月給40万円の従業員が加入を選んだ場合、
企業は2万分を年金の掛け金として拠出します。
同時に、月給は、同じ額を差し引き、38万円にします。
みなさんは、いかがですか。
将来の年金原資より、いまの生活費を必要とするか
どちらの選択も簡単ではありません。
判断する際は、
①給与収入には、税金がかかるが、年金の掛け金にはかからない
②給与収入には、所得税、厚生年金保険料、健康保険料に連動する
これらのことも、考慮したほうが良さそうです。
確定拠出年金へ加入すると、60歳までは資産を引き出せません。
とはいえ、毎月の掛け金を見直すことはできます。
現在と将来のライフプランを念頭に置きながら
確定拠出年金の加入や見直しは考えたほうがよさそうです。
生活の窓口(福岡市中央区天神)では、
将来の資産形成や、運用についてのご相談も可能です。
お気軽にお立ち寄りください。
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