相談員FPブログ
共有名義の土地に相続が発生しました
母の自宅土地は、
母・長女・二女の共有名義です。
母の自宅建物は、
母所有で、独身の長女と二人暮らしをしていました。
半年前に母が亡くなり相続が発生しています。
この先、長女が亡き母の自宅に住み続けるため
売却の予定はありません。
相談者は二女で5人姉妹だそうです。
相続財産の中に共有名義の土地があり、
母の持分について相続が発生。
母の遺言が無いということであれば
相続人全員で遺産分割協議をした後、
土地については、
法務局で共有持分の名義変更を申請します。
この先、土地や建物を共有して
相続を繰り返していくと
その共有財産において
意思決定する都度
共有持分権者全員で協議をして
必要な同意を得なくてはなりません。
高齢になると共有持分権者が死亡するなどで
新たな相続人が増えていくでしょう。
疎遠な間柄の共有者間で協議をすることは
さまざまなトラブル発生の原因になります。
この際、共有状態を解消する方向で
相続登記できると良いですね。
母の持分を長女が単独で相続し
二女の持分を長女が買い取るなど。
三女・四女・五女も納得する方法を
模索する必要がありそうですね。
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