相談員FPブログ
学資保険を活用した生前贈与
教育資金一括贈与の特例制度が広く知られていますが、
大きな非課税枠がある一方、
資金用途や利用条件などの面で面倒な側面もあります。
教育資金の手軽な贈与方法として
民間の生命保険会社が販売している学資保険があります。
ただし、保険契約の形態により贈与税のかかるタイミングが
異なるので注意が必要です。
祖父母を契約者とする契約の場合、
祖父母が保険料を払っている期間は贈与税はかかりません。
保険会社が定める範囲で保険料も前払い(まとめ払い)も可能です。
将来、孫または子供が受け取る一時金や満期金が贈与の対象となり、
受取額が年間110万円を超えると課税されます。
また、この契約形態は、祖父母の年齢や健康状態によっては、
加入できなかったり、保険料が割高になるケースもあります。
一方、子供(孫の親)を契約者として契約し、
保険料相当額を毎年資金提供する形式も可能です。
この年間保険料を110万円以下とする契約にすると、
非課税での生前贈与ができます。
尚、資金提供は口座間で実施し、
祖父母と子供の間で贈与契約書を
口座振り込みの都度作成しましょう。
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