相談員FPブログ
遺言信託とは
金融機関が販売している終活関連のサービスです。
主に含まれるサービス項目は、
・遺言書作成と保管
・遺言書の内容に基づく遺言執行
です。
金融機関には提携する税理士・司法書士・弁護士などがいるため、
相続に関する手続きや相談をワンストップで引き受けてくれます。
ただし、相談(コンサルティング)、相続税申告手続き、
名義変更手続きなど専門家への依頼は、
遺言信託サービスそのものの料金とは別料金の場合もありますので、
要注意です。
遺言信託のメリット・デメリットは以下の通りです。
(メリット)
・相続に関する諸手続きに関する手間が省ける
・大手金融機関なので信頼できる(確実な遺言執行が実現できる)
・資産運用・資産組み換え・節税などのアドバイスが受けられる
*勧誘や営業を好まない方には逆にデメリットになる
(デメリット)
・とにかく高額(金融機関ごとの差はあまりない)
・資産運用や資産組み換え、節税などの営業がある
・財産に関する遺言執行以外引き受けてくれない
・争族のケースは引き受けてくれない
以上のことを踏まえると、
・資産規模が大きい
・資産が多岐にバラけている、
・相続人が多忙、遠方、疎遠
などという場合には利用をおすすめします。
ただし、上記費用、
特に遺言執行に関わる費用の負担者は、
相続人となります。
サービス利用契約においては、
事前に、相続人にも相談をしておいたほうがよいでしょう。
遺言執行に関するご相談も承っています。
ご相談は無料です。
東京都千代田区一ツ橋1-1-1 毎日新聞社東京本社1階
03-3212-0861 (月~金 10時~17時)
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