相談員FPブログ
有料老人ホームの費用
具体的にはどれくらい必要なのでしょうか?
老人ホームの費用は以下の二つで成り立っています。
・契約時にまとめて払う一時金(入居金)
・入居後毎月払う月額費用
相場としては、
一時金 : 0~数千万円
月額費用: 15~35万円
同じ施設でも、複数の料金プランがあり、
一時金はゼロ~低め設定で月額費用が高めの設定
一時金は高め設定で月額費用が低め設定
という選択肢も用意されています。
つまり、一時金とは前払い家賃との想定で、
数年分(想定入居期間)の家賃を最初にまとめて徴収するものに加え、
施設によっては+α(初期償却)で構成されます。
初期償却費は一時金の15~30%程度です。
この一時金には返還金制度があり、
想定入居期間を償却期間とし、償却期間内に退去した場合は、
未償却分が返還されるという仕組みです。
想定入居期間とは、
入居時の年齢や性別、介護度に従い、
平均寿命に基づいて算出されます。
また、入居者から預かった一時金は
保全措置を講じるように老人福祉法で定められています。
2021年4月以降は全ての老人ホームがこの一時金の保全措置の対象です。
老人ホームへの入居を検討する際は、
一時金の算出根拠(内訳)と保全措置について、
必ず施設側に確認をするようにしましょう。
生活の窓口では、
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