相談員FPブログ
契約者貸付制度
加入中の生命保険契約が役に立つかもしれません。
終身保険や養老保険、個人年金保険など、
いわゆる貯蓄型保険には、
契約者が契約中に利用できる貸付制度があります。
貸付可能な金額の上限は、
解約返戻金の7~9割です。
上限に達するまで何度でも借りられます。
解約返戻金は解約時に受け取れるお金ですが、
貸付制度を利用すると、保険契約を継続しながら、
つまり、保障は確保しつつ解約返戻金を様々な資金として活用することができます。
そして、他の貸付と異なり、
無審査、保証人不要、返済時期任意な上、
申し込み後、数日で口座に入金されるなど早期に資金調達が可能です。
また、個人の信用情報に履歴が残ることもありません。
一方、2~8%程度の金利がかかります。
(保険会社や契約により金利は異なる)
それでも、カードローンや消費者金融に比べると低い金利です。
現在、コロナ禍の状況下、特別金利(通常より金利を低く設定)で
対応している保険会社もあるので一度保険会社に確認してみるとよいでしょう。
利用上の注意点としては、
貸付元利金が解約返戻金を超え、保険会社からの指定の期日までに返済を行わない場合、
その保険契約は失効してしまいます。
また、貸付制度利用中に保険金支払い事由や満期金支払時期が到達した場合、
保険金や満期金は貸付元利金を差し引いて支払われます。
利用した場合は、できるだけ速やかに返済することが望ましいです。
生活資金に関するご相談も随時承っています。
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