相談員FPブログ

相続

【相談事例】遺産分割協議

知的障害者の弟が亡くなりました。
葬儀は弟の保護者代わりをしていたご相談者夫婦が、無事すませたところ。
保護者代わりとして30年間、
施設まで面会に通ったり、一時帰宅の面倒をみたり、
これまで心身共に尽くしてこられました。

弟の死亡を銀行に申し出たところ、
遺産分割協議書の提出を求められたため
相続人に連絡をとりたいとのこと。

弟は独り身、両親はすでに他界しています。
10人兄弟のほとんどが他界しており、
連絡を数十年間とっていない甥や姪(代襲相続人)が10人。
所在も不明である甥や姪(代襲相続人)は4人。
困り果てて相談にいらっしゃいました。

弟の残した遺産は、預貯金のみでありますから
遺産の分割は容易です。
しかし、所在不明の相続人がいると
遺産分割協議について大変な作業量になりそうです。

まず、両親の戸籍にさかのぼって
相続人の特定と、
相続人の住所確認をするのに
数ヶ月を要するでしょう。
相続人全員に遺産分割協議について
お手紙で協力を呼びかけることから始めます。
非協力的な相続人がいると分割協議が纏まりません。

司法書士に依頼して
協議が纏まるように模索して行きたいと思っています。

遺産分割に関するご相談も
無料にて承っています。
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