相談員FPブログ
倒壊した空き家
各地で甚大な被害が発生しております。
引き続き厳重な警戒を続けて
台風シーズンに備えてください。
九州にある戸建が傾いている映像を
今朝のニュースでみました。
けが人がいなかったことは
不幸中の幸いですが、
10年余り空き家になっていたようです。
近隣住居のガスボンベが近くに見えましたので
倒壊の程度によって
二次災害を心配しました。
やはり、空き家を所有されている方は
何らかの対策を進めておく必要がありますね。
空家等対策の推進に関する特別措置法(空家等対策法)が
2014年11月に成立、
2015年5月26日に完全施行されています。
保安上危険な空家
衛生上有害な空家
に対して、行政代執行の規定が整備されています。
行政から
助言・指導→勧告→命令と、
段階的に行われます。
助言・指導等に従わず放置すると
特定空家に認定されます。
状況が改善しなければ、
勧告を受けて、住宅用地の認定から外れます。
固定資産税の特例の適用除外となり
税負担が増えるのです。
さらに状況が改善しなければ、
行政代執行が行われます。
もちろん撤去費用は建物所有者等の負担です。
もし解体のタイミングが遅れて
建物の倒壊などにより、
近隣に危害を与えるようなことがあれば
所有者等に損害賠償責任が生じるのです。
ニュースをみて
ご自身所有の空き家について
不安に駆られた方は
早めにご相談ください。
東京都千代田区一ツ橋1-1-1 毎日新聞社東京本社1階
03-3212-0861 (月~金 10時~17時)
https://seikatsunomado.com/tokyo01/pages/contact_mainichi
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