相談員FPブログ

不動産・住まい・リフォーム

地主から借地を買い取ったとき

長年、地主さんに借地料を払いながら居住している場合、
更新のタイミング等で地主さんから買取を打診されることは、
よくあるケースのようです。

妥当な金額で売買契約が終了した後、
やるべきことや収めるべき税金には、
どのようなものがあるのでしょうか。

・不動産取得税の納税

買主が納めるべき税金で、
取得日から30日以内に土地管轄の税務署に申告の上、
納税の手続きが必要です。

納税額=取得した不動産の固定資産評価額×税率(3%)

固定資産評価額は
各市町村で管理されている固定資産台帳で確認します。

尚、今後毎年、固定資産税納付の負担が発生します。


・不動産移転登記

売主側、買主側双方で協力して手続きが必要で
基本的には売買契約当日に行うもの。
登録免許税の納付が必要。

登録免許税=固定資産評価額×2%(売買による移転の場合の税率)

尚、登録免許税は、
関係者双方が共同納付との考え方ですが、
通常は買主が負担するケースが多いようです。

必要書類(売主側)
 売買契約書(印紙税)/登記済証/印鑑登録証明書/
 資格証明書/固定資産評価証明書など
  (各証明書発行手数料は数百円程度)

必要書類(買主側)
 身分証など

という具合に、必要書類の準備の点では売主側に結構な負担が生じます。

尚、移転登記の手続きを司法書士に依頼する場合、
司法書士報酬として、数万円~7万円程度が
実費の他に必要となります。

また、売主側には譲渡税の納税申告が必要です。

移転登記に関するご相談も承っております。


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