相談員FPブログ

終活全般

森林経営管理法に基づく意向調査

森林経営管理法に基づく意向調査が
各市区町村で始まりつつあります。

私有林・人工林の所有者等に対して
市区町村から委託された森林組合が実施する調査です。

どのように森林を管理していきたいか
意思を確認するための調査です。

「市区町村に管理を委託したい」と回答した場合は、
協議を重ねた上、委託手続きを行います。
協議の結果、経営管理を委託できないこともあるでしょうが
管理できない人にとりまして、協議できることは救いですね。

土地の所有権はそのままになりますから、
今後も相続のたびに所有権移転登記をする必要があります。

市区町村に管理を委託すると、
①市区町村を通して、
林業経営者に経営管理を再委託する
または、
②市区町村が直接管理して、
防災減災や環境保全のために整備する

父から山林を相続したが、
相続登記後は立ち入ることもなく数十年放置。
現況について想像もできない。
高齢になって、山林のことが不安の種であり、
このまま子世代に相続させるのも心苦しい

このような相談をいただきました。
今後は調査を通じて
市区町村に委託できると安心できますね。

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