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アメリカの政策金利引き上げ


米労働省が発表した
2021年12月の消費者物価指数(CPI)
前年同月比の上昇率は何%だったのでしょうか?

なんと7%です。
約39年ぶりの伸び率の高さに驚きました。

アメリカの中央銀行にあたるFRBは、
良好な経済環境が
予想以上に持続しているため
金融引き締め政策を急ぐ姿勢です。

どうやって、金融引き締めをするのでしょうか?
アメリカの政策金利(FF金利)の引き上げに動くのです。
このFF金利が上昇すれば、市中銀行の金利も上昇します。

目的はなんでしょう?
インフレ(物価上昇)の抑制です。

新型コロナウイルスの感染拡大を受けて
2020年3月に利下げして以来
2年ぶりのゼロ金利解除

なお、FRBは量的緩和策を3月上旬に終了させる方針です。
市場から大量に国債などを購入して、
市場に大量に資金を供給する金融緩和政策を終えるのです。

アメリカの強い経済に対して
金融市場の安定や
景気刺激など
支援の手を緩めるのですね。

市場の反応はどうだったでしょう?
長期金利が上昇、ダウ工業株30種平均は続落

今後も市場の動きを注視しましょう。

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