相談員FPブログ

終活全般

余生であとどれくらいの資金が必要ですか

73歳の方からのご相談です。
お一人暮らしでお子様は1人とのこと。

80歳までは保有中の不動産からの家賃収入があるため
預金の取り崩し予定はありません。

80歳以降、年金+α、毎月10万円の預金からの取り崩しが必要との試算です。
少なくとも残り10年、できれば20年分は確保しておきたいところです。

10年で90歳、1200万円の取り崩し資金が、
20年で100歳、2400万円の取り崩し資金が必要です。

また、将来、高齢者施設(老人ホーム)入所一時金や医療費などを踏まえると、
+1000万円程度は見ておきたいところです。

ただし、この方の場合、
金融資産以外に不動産資産を所有されていますので、
生前に売却すれば売却益が加わります。

ご相談時点では、生前に不動産を売却するかどうかはまだ未定とのことでした。
不動産として子に残したい気持ちもあるが、築古なのでどうしたものか。。。と
お悩みでした。

是非、お子様ともよくお話になってみて、
お子様のご要望(不動産として残してほしいか、現金がよいか)
を聞いてみてはいかがですか。
とアドバイスいたしました。

資産の継承先がすでに決まっているなら、
その継承先であるお子様と生前によく話をしてみることが、
よりよい相続のかたちと言えるかもしれません。

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