相談員FPブログ
【相談事例】貴重品等の保管場所について
遠く離れたところに
同じく一人暮らしの姉と兄がおります。
姉や兄は高齢になっておりますが
元気でおりますから
互いに何かあった時には
身元保証や死後の事務も助け合うように
常日頃話し合っています。
公正証書遺言も作っております。
ただ、一人暮らしのため
遺言を含む貴重品の保管について不安があります。
盗難や自然災害によって
安全に保管できないリスクも考えてしまいます。
といった内容のご相談でした。
兄弟姉妹が仲良く助け合うことは
心強いですが、
年齢が上がるにつれ不安は募ります。
公正証書遺言を作成しておられるのでしたら
その事実と、財産の全てを分かるようにして
兄弟姉妹で情報共有しておきましょう。
保管場所を写真で撮るなどして
互いに渡し合っておくと
万一の時に困ることはないでしょう。
もちろん盗難や自然災害等のリスクを考えて
自宅保管が不安であれば、
銀行の貸金庫が良いでしょう。
公正証書遺言を作成時に
遺言執行者と遺言執行者の権限を定めましたか?
遺言執行者に貸金庫を開ける権限を与えておけば
貸金庫を開ける手続きがスムーズになるでしょう。
すでにお姉さまは80歳を超えておられます。
兄弟姉妹の中で、どなたかが亡くなった場合は
専門家に頼って心理的負担を軽減させることが
大事になるケースもございます。
おひとり様のご相談もお待ちしております。
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