相談員FPブログ

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【相談事例】まとまった資金の運用について

当面使用予定のないお金が1500万円あります。
やはり、一括投資は避け、積立による運用が望ましいですか?

退職金や相続・贈与などにより
まとまった一時金を受け取った方からご相談を受けることがあります。

投資の世界では、
可能な限りリスクを分散させるために、下記3つの原則が広く知られています。

① 時間の分散(積立投資)
② 投資先分散(株や債券、先進国や新興国など分けて保有する)
③ 長期運用(10年がひとつの目安)

もちろん、手元の資金を5年程度に分け、
毎月投資をしていくというのも間違いではありません。
(手元資金が1500万円というケースでは、月々の投資額は25万円になります)

ただ、手元に1000万円以上のまとまった資金がある場合、
積立投資のみを採用すると、
大半の資金が当面眠ったままという状態になります。

それはそれで、『時間を無駄にしている』状態とも言えます。

運用に回せる資金を

【債券など比較的低リスクの金融商品に一括投資】と
【毎月一定額をコツコツ積立投資】

に分け、一括+積立のハイブリッドで運用するという手法もお勧めです。

例えば、
1000万円の運用資金があるとして、
半分の500万円は債券に一括投資して毎年利息を得つつ(単利)、
残りの500万円は積立投資の原資として、その原資から毎月積み立て複利で運用する
といった具合です。


分け方の割合や積立投資の毎月積立額、積立年数については、
年齢や就労収入、家計収支、
そして、運用目標により様々です。

様々なサイトで無料で使用可能なシミュレーションツールもありますから、
いろいろシミュレーションしてみましょう。

手元資金の運用のご相談も
無料で承っています。

東京都千代田区一ツ橋1-1-1 毎日新聞社東京本社1階
03-3212-0861  (月~金 10時~17時)

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