相談員FPブログ
「争族」にならないために備えが大切
沖縄県内における遺産分割調停事件数の増加割合は全国平均を上回るペースで増えています。
司法統計によると2000年に60件だったのが
2015年(平成27年)に154件
2021年(令和3年)には191件と
この20年間に3.18倍に増えています。
また、どれくらいの額の資産でもめているのかという資産の価格割合では
1千万円以下が約3割
1千万円を超え5千万円以下が約4割と
資産額5千万円以下でもめているケースが全体の7割を占めています。
そして5千万円以下の資産の内訳で不動産を占める割合が最も多いことから、平等に分けられないものを
分ける争いであることが容易に想像できます。
遺す方が想いと分け方を伝えていなかった事で、受け取る側がそれぞれの権利を主張し合い争うことになり、
家族が不仲となることから「相続対策」は「争族対策」とまで言われるようになっています。
ご自身やご家族の相続の備えについて、どのように進めればよいか、悩まれている方は
ぜひ生活の窓口へご相談下さい。
琉球新報ライフコンシェルジュ「生活の窓口」
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