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物価上昇と金融商品

 老後の資産運用を考える場合、物価上昇時にお金の価値が下がることを想定する必要があります。

 例えば、以前1杯500円だった沖縄そばが700円に値上がりしたとして。家族4人なら2000円札1枚食べることができたのが、値上がりしたら2000円札では2人しか食べられない。2000円の価値が下がったことになります。

 物価が上がるとお金の価値が下がる例です。これをインフレの時間的なスパンでみると、元金100万円が
インフレ率1%の場合の実質的価値は10年後90万5000円程度に/20年後82万円程度に/30年後74万円程度に―なります。

 インフレ率2%だと、10年後82万円程度に/20年後67万円程度に/30年後55万円程度に―なり、お金の価値は下がります。

 新型コロナウイルスの影響で世界経済が大打撃を受けています。しかし、落ち着きを取り戻し成長すると物価は上昇します。

 今後の経済の回復など長いスパンで見た運用方法を念頭においた老後の資金づくりを考えてもいいですね。



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