相談員FPブログ
老後の生活設計<その1>
『いくらあれば老後は問題なく暮らせますか?』
という相談を受けることがあります。
その場合、必ず
「今現在、どれぐらいの金額で生活していますか?」
とお伺いしています。
足りるか足りないかは個人の資産状況や年金の受給額等により変わってきます。
例えば、
●72歳、女性、一人暮らし
●持ち家があり、ずっと住み続けたいと考えている
●年金は遺族年金と合わせて月10万円
●貯金500万円
●生活費は12万で年金で足りない分は貯金から
という方が老後の生活資金が足りるかどうかをお答えする場合、人生100年時代と言われておりますので一つの目安として100歳までの年数で計算します。
100歳-72歳=28歳 → 28年間の生活資金が足りるかどうかです。
例にあげた女性の場合、年金だけでは足りないので貯金から毎月2万円を使っています。
2万円×12か月=24万円(1年間)
500万円÷24万円=20.8 → 約21
となりますので、毎年24万円を取り崩すとおおよそ21年で500万円の貯金が無くなります。
7年分の生活は年金だけでは足りないといことになります。
更に、物価上昇や年金の受給額の変動を考慮しておりませんので、実際にはもっと厳しくなる可能性もあります。
これはあくまで一つの例ですし、個々の状況は違いますので、自分の場合はどうなるのか気になる方は「生活の窓口」へご相談ください。
琉球新報 生活の窓口 10時〜17時(月~金)
沖縄県那覇市泉崎1-10-3
TEL:098-943-3361
https://seikatsunomado.com/okinawa01/contacts
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